防衛省は26日、陸上自衛隊補給統制本部(東京都北区)で、装備品の通信機能の検査結果が書き換えられていた疑いがあると発表した。複数の隊員が陸自内の調査に対して書き換えを認めており、さらに調査を進めた上で処分などを検討するという。 陸上幕僚監部によると、検査結果が書き換えられていた疑いがあるのは、有害な化学物質を検知する「生物剤警報器」と、原発事故などの時に使う「広域放射線監視装置」。いずれも、離れた場所の検知器が、電波で部隊に異常を知らせる仕組み。定期検査で、民間会社が測定した電波の強さが陸自内の基準を超えていたにもかかわらず、収まるように書き換えていた。電波は微弱で、人体への影響は想定されないという。 山崎幸二陸上幕僚長は「誠に申し訳ない。早急に調査を行い、適切に対応する」とするコメントを出した。(古城博隆)