将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が23日、大阪市の関西将棋会館で第77期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の対局に臨み、千葉幸生(さきお)七段(39)に111手で勝ち、今期5連勝とした。午前10時に始まり、午後11時15分に終局した。 この日は藤井七段の師匠、杉本昌隆七段(49)もC級1組順位戦の対局で勝ち、今期5連勝とした。今期C級1組には39棋士が参加。それぞれ10局指し、上位2人が一つ上のB級2組に昇級する。 終局後、藤井七段は「こちらの方が玉が薄く、大変な展開が続いた将棋だった。誤算で苦しくなってしまったところもあったかなと思うけれど、その後も激戦が続いて難しい将棋だった」と振り返った。5連勝については「これからも厳しい相手が続くので、一局一局しっかりと」と述べた。また、先に師匠の杉本七段も5連勝したと聞かされると、「(自分も5連勝できて)師匠に追いつけたかな、という感じです」と笑顔を見せた。 敗れた千葉七段は「こちらの玉が固くて、攻める展開になり、難しいけれど、まずまずかな、と思っていた。終盤の入り口あたりで誤算があって、差をつけられてしまった」と振り返った。(佐藤圭司)