第43期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第6局は23日、静岡県熱海市の旅館「あたみ石亭」で打ち継がれ、午後6時2分、挑戦者の張栩(ちょうう)九段(38)が井山裕太名人(29)に195手で黒番中押し勝ちした。これでシリーズ3勝3敗のタイとなり、決着は最終第7局に持ち込まれた。 持ち時間各8時間のうち、残り時間は名人1分、挑戦者57分だった。第7局は11月1、2日、静岡県河津町で打たれる。(村上耕司)     ◇ 《張挑戦者の話》 終盤は読むのに必死だった。コウを解消して勝ちと思った。7局目を打てるのは楽しみ。またいい対局を見せたい。 《井山名人の話》 序盤からちょっと自信がない展開だった。(次で)最後なので気持ちを新たに悔いのないよう思い切って打ちたい。