愛煙家の松井一郎・大阪府知事が議会の休憩時間中に公用車に乗ってたばこを吸っていたことをめぐり、松井氏は22日の府議会委員会で、公用車を「喫煙室代わり」として使ったことを否定しつつ「誤解を与える行為はやめる」と弁明した。 発端は11日の総務常任委員会。自民党の密城(みつぎ)浩明府議が車内喫煙の事実をただした。府側は、今月2日に休憩時間中の6分間、松井氏が庁舎周辺を巡回しながら車内でコーヒーを飲み、たばこを吸ったと説明した。 22日の同委でも密城氏が質問に立ち、松井氏を追及。松井氏は「気分転換のために公用車を使って外へ出た」と説明し、「知事も気分転換は必要。公用車を使うのが税金の無駄遣いと言う人もいるかもしれないが、そこは理解していただけると思う」と主張した。そのうえで、喫煙目的だと誤解されないよう配慮する意向を示した。 また、この日の同委では、公用車の近距離移動について府が記録していないことも指摘された。府側は「運転職員の負担軽減と事務の効率化で記載しなかった」と説明。松井氏は「運用方法は改善したい」と述べた。 一方、府が国の規制よりも厳しい受動喫煙防止対策の独自条例案を検討していることに絡み、密城氏から公用車の禁煙化について問われると、松井氏は「(窓を開けるなどして)マナーを守って喫煙させていただいている」と答弁。「禁煙いたしません」と言い切った。(楢崎貴司)