キッコーマンの子会社マンズワイン(東京)が1980年代に製造し、有毒成分が含まれていたとして回収対象となったとみられるワイン3本が8月、オークションサイト「ヤフオク!」に出品され、落札されていたことがわかった。キッコーマンは「当時回収されなかったワインだとすると、出品者も落札者も回収対象だったことを知らない可能性がある」として、ヤフオクを通じて確認を進めている。 画像などから、出品されていたのは「貴腐葡萄(ぶどう)房選(よ)り(79年製)」「氷果葡萄吟醸(80年製、81年製)」の計3本とみられる。キッコーマンによると、いずれも1982~85年に販売されたが、有毒成分のジエチレングリコールが含まれていたことが85年に判明した。当時、回収対象となった計約39万本のうち、回収できたのは約4万本にとどまったが、健康被害は確認されなかったという。 同社では、回収対象のワインだと確認でき次第、回収するという。